コインチェック(Coincheck)のスプレッドは高いの?他の取引所と比較検証!

コインチェックは国内の仮想通貨取引所でも比較的スプレッド(売値と買値の価格差)が狭いとされている仮想通貨取引所です。

そしてビットコインとアルトコインを合わせて10種類もの仮想通貨の取り扱いをしていることも大きな強みとなっています。

更にアルトコインの取扱量が日本一となっている仮想通貨でもあるのです。

そんなコインチェックについて今回、スプレッドをテーマに以下の流れでお話しをしていきます。

この記事を読むとわかること
・コインチェックのスプレッド一覧
・コインチェックと他の仮想通貨取引所との各通貨の比較
・コインチェックのスプレッドを可視化する方法

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そもそもスプレッドとは?

スプレッドとは、一言でいうと「その時点での買値(Bid)と売値(Ask)の差」のことです。

スプレッドを考えずに取引を続けてしまうと、思わぬ損失を被る可能性がありますので、仮想通貨投資をする上で絶対に見ておかなくてはならないポイントになります。

仮想通貨取引所においては、必ずこのスプレッドが存在しており、同じタイミングで売買を行うと損するような仕組みになっています。

つまり、スプレッドとは「実質手数料」と考えることができ、スプレッドは狭ければ狭いほど手数料が安いと判断することができます。

よって、取引所を選ぶときはなるべくスプレッドが狭いところを選ぶのが大切です。

また、スプレッドは取引所ごと、コインごとに異なります。

なので、欲しいコインがいくつかある場合は、複数の取引所を開設しておくのが基本戦略になります。

以上を踏まえて、コインチェックのスプレッドについて一緒に考察していきましょう。

コインチェックのスプレッド一覧

コインチェックは10種類もの仮想通貨の取り扱いを行っており、スプレッドも比較的狭いとされています。

このコインチェックのスプレッドはどの程度なのか表にすると以下の通りです。

ビットコイン (Bitcoin/BTC) 1.10%
イーサリアム (Ethereum/ETH) 1.60%
ライトコイン (Litecoin/LTC) 1.60%
ビットコインキャッシュ (BitcoinCash/BCH) 2.50%
イーサリアムクラシック (Ethereum Classic/ETC) 2.70%
リスク (Lisk/LSK) 1.80%
リップル (Ripple/XRP) 0.80%
ネム (Nem/XEM) 1.60%
ファクトム(FCT) 1.10%
モナコイン(MONA) 1.10%

いずれも価格変動が極端に起きない限り平均以上の狭さとなっており、特にライトコインやリスク、モナコイン、ビットコインキャッシュなどは国内でもかなり狭いクラスに分類できます。

コインチェックのスプレッドを他の取引所と比較

実際にどの程度コインチェックのスプレッドが狭いのかについて、以下の仮想通貨のスプレッドを国内の各取引所と比較しました。

比較したコイン
・ビットコイン
・イーサリアム
・リップル

ビットコインのスプレッド

最初にビットコインのスプレッドについて比較を行っていきます。

ビットコインの取り扱いを行っている国内の仮想通貨取引所の数が非常に多いので、主だったものを中心に紹介します。

GMOコイン 0.60%
bitFlyer 0.80%
コインチェック 1.10%
DMM Bitcoin 1.10%
Zaif 3.30%

一番狭いというわけではありませんが、比較的狭い部類に入っているというのが現状です。

イーサリアムのスプレッド

ビットコインに次ぐ時価総額の高さでアルトコインの代表格の一つとも言えるのがイーサリアムです。

このイーサリアムも取り扱いが多いので主だった仮想通貨を中心に紹介します。

Zaif 1.30%
DMM Bitcoin 1.40%
コインチェック 1.60%
GMOコイン 1.70%
bitFlyer 1.80%

こちらは平均的なレベルですが、トップのZaifと比較してもそこまで極端な差がないため、相場の状況次第では肉薄するレベルと言えます。

リップルのスプレッド

リップルは銀行間の送金に適した送金手数料が非常に安く、高速で送金できる仮想通貨です。

このリップルは知名度の割に比較的スプレッドが狭いという特徴があります。

コインチェック 0.80%
GMOコイン 2.10%

この他SBIグループが運営するSBI VCトレードも取り扱いがありますがスプレッドは狭いものの、その数値は非公開となっています。

コインチェックのスプレッドは高いの?

コインチェックトップ

コインチェックのスプレッドは広い、つまり実質的な手数料が高いという意見がありますが、これは必ずしも正しいとは限りません。

むしろ平常時はこれまで表で案内した通り、比較的狭いものとなっています。

広いと感じる方は、流動性の低いコインを買っている可能性があるか、あるいは相場の動きで売買量の差が解離している状態で広くなったコインチェックの相場を見た可能性があります。

スプレッドは値動きが激しいかどうか以外に、どのぐらい売買するかでも変わってくるため絶対的に広い、あるいは絶対的に狭いとは言い切れず、コインチェックは比較的狭いスプレッドで安定している傾向があると表現するのが正しいといえます。

つまり、コインチェックのスプレッドは安い傾向と言う表現が適しているのです。

ただ、広い、高いという意見もあるように実際に高いこともあるため、その点は先ほど紹介した可視化を行うことで状況を見極めることや次の項目で紹介するスプレッドの影響を小さくする工夫をするのが最適と言えます。

コインチェックのスプレッドの口コミ

コインチェックで仮想通貨に投資をしている人たちは、コインチェックのスプレッドについてどういう意見を持っているのでしょうか。

実際の口コミを見てみましょう。

 

このような口コミが見られました。

各種手数料はもちろん、スプレッドを考慮しても手数料の安いコインチェックをぜひ登録しておきましょう!

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コインチェックのスプレッドの影響を小さくするコツ

スプレッド

スプレッドは様々な影響で変化します。

それは比較的狭い範囲で推移するコインチェックであっても例外ではありません。

時に今回紹介した以上のスプレッドの開きが発生することすらあるのです。

そんなスプレッドの影響を小さくするコツとして以下のものがあります。

コインチェックのスプレッドを小さくするコツ
・取引所を利用する
・コインを長期保有する
・スプレッドの狭い他の通貨へ退避する

取引所の利用と他の通貨への退避はコインチェックの得意な分野でもあるため、影響を最小限に抑えるという目的で見てもコインチェックは優れているといえます。

では、この3つのコツについて紹介し、解説します。

取引所を利用する

コインチェック 取引所

仮想通貨取引所では販売所と取引所の二つの取引方法が存在します。

販売所は仮想通貨取引所から直接仮想通貨を売買する方法、一方取引所は他のユーザーと個人間の売買を行う方法です。

この取引所では、その販売所が設定した金額で直接取引をします。

そのため売値と買値の差が狭くなり、スプレッドが狭くなるのです。

時に状況によってはスプレッドそのものがなくなってしまうことすらあります。

少しでもスプレッドの影響を無くしたいなら、販売所は避けて取引所を利用するのがおすすめです。

ただ、希望する金額で売買できないケースやコインチェックの場合ビットコインのみ対応という点に注意する必要があります。

長期保有する

長期保有するという手もあります。

これは一度コインを買ったらそのまま保有し続けるという方法です。

販売所で頻繁に売買すると取引すればするほど、スプレッドによって資産が目減りしていきます。

しかし、最初から長期保有を目的とする場合は、取引を行わないので、スプレッドによる影響は小さくなるというのがその理由です。

そして、長期保有するなら、スプレッドより取引所の信頼性の方が重要でコインチェックは関東財務局長第00014号として仮想通貨交換業者と認められた業者であるので、長期保有にも適しています。

スプレッドは、必要経費と割り切って考えることもできますが、もし最小限に抑えたいのであればコインチェックで仮想通貨を購入してそのまま長期保有するのがおすすめです。

スプレッドの狭い他の通貨へ退避する

コインチェックの取扱通貨

スプレッドは仮想通貨の相場の状況によって変化しますが、仮想通貨の種類によっても変化します。

そのため他の仮想通貨へ退避することでスプレッドの狭い状況で取引ができるという手もあるのです。

コインチェックでは取り扱い通貨が非常に多いため、先ほどの方法でスプレッドの幅をチェックし、自分が取引している通貨のスプレッドが広がってきたら、狭い通貨へ鞍替えするということも容易にできます。

このようにスプレッドを小さくするには思い切って他の通貨に切り替えるということも手段として挙げられます。

コインチェックのスプレッドを可視化する方法

スプレッドは常に状況によってその幅が変化しています。

これを可視化する方法があります。

ただし、スクリプトと呼ばれるプログラムの記述などを利用する必要があるため、今回この可視化の技術を紹介している外部サイト、ひとりぶろぐ様のサイトhttp://hitoriblog.com/?p=51087)を参考資料として紹介していますのでご了承下さい。

この表示方法の変更手順は一言で言うと、プログラムを書き換えるアプリ(プラグイン)を入れて新しいプログラムをコピーペーストし、保存するというものです。

パソコンのブラウザでコインチェックのスプレッドを表示する手順は次のとおりです。

パソコンでのスプレッド可視化手順
・Chromeのプラグイン「Tampermonkey」をインストールする
・新規スクリプトを追加する
・コインチェックにログインし、表示を確認する

この順番で紹介していきます。

Tampermonkeyをインストール

最初にGoogle Chromeを用意します。

chrome

そしてそのプラグイン(Chromeに追加の機能を与えるプログラム)であるTampermonkeyのインストールを始めていきます。

Tampermonkey

 

Chromeで(https://tampermonkey.net/)の「Tampermonkey 安定版」をダウンロードし、Chromeの「Chromeへ追加」ボタンを押します。

「Tampermonkeyを追加しますか?」と確認画面が出ますので、「拡張機能を追加」ボタンをクリックすればインストール完了です。

新規スクリプトを追加

次にChromeに追加されたTampermonkeyを起動します。

ChromeのURL欄の右側に表示されている「Tampermonkeyのマーク」をクリックすることで起動します。

Tampermonkeyアイコン

そして、「新規スクリプトを追加」をクリックすると、Chromeでエディター(メモ帳のようなアプリ)が立ち上がりますので、このエディターに書かれているすべての文字を削除します。

そして、「仮想通貨取引所の比較をするなら比較コイン.comhttp://hikakucoin.com/tool/ccspreadvisualizer_remodeling/)」様のページの「CCSpreadVisualizer改造版のコード」をコピーして、この削除して何もなくなったところへ貼り付けます。

コード

このコード(プログラムの文章)を保存したいので、「ファイル」→「保存」を選び上書きします。

以上で可視化する改造は完了です。

ログインして表示を確認

最後にコインチェックにログインして、表示を確認します。

表示が変わっていれば成功です。

コインチェックのスプレッドまとめ

コインチェックのスプレッドは比較的狭い範囲で推移しています。

しかし、状況によってはその範囲が広くなる場合もあります。

そんな状況を把握するにはスプレッドの可視化を行うのが有効です。

そして、取引所形式の取引を行ったり、長期保有を行ったり、あるいはほかの通貨を購入することで退避することが可能になります。

スプレッドが取引で気になるのであれば、コインチェックも選択肢の一つとして入れるのがおすすめです。

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▼コインチェックの評判については以下の記事をご参考ください。

コインチェック(Coincheck)の評判・口コミは嘘!?本当のメリット・デメリットを紹介

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