仮想通貨と言うとビットコインやイーサリアムと言うイメージが強いですが、実はライトコインも世界的に普及している仮想通貨です。
実際に国内の仮想通貨取引所でも気軽に購入できる仮想通貨となっており、流通量も多いことからマイナーなアルトコインよりも暗号資産として比較的安定したものと言えます。
そんなライトコインですが、今回以下の流れでお話しをしていきます。
・ライトコインを購入できる取引所
・仮想通貨取引所コインチェックでのライトコインの買い方
・ライトコイン購入の注意点
結論から言うと、ライトコインを買うならコインチェックがおすすめです。
まだ登録していない人は、今のうちに登録しておきましょう!
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目次
ライトコインの特徴
ライトコインの買い方についてお話しする前に、まずライトコインの特徴を解説していきます。
端的に言えば、ビットコインの改良版と言う位置づけであり、ビットコインの弱点を補うような形で開発が行われています。
そのため、コインの性能として見た場合、ビットコインよりも優れた点がいくつかあります。
大きくまとめると以下の通りです。
・送金速度が速い点
・ビットコインよりも実用性を意識している点
セキュリティが強化されているという点は、複雑な暗号を使用していることと暗号化された公式ウォレットが使えるということです。
複雑な暗号とはビットコインが採用しているSHA-256よりも複雑な暗号化方式であるScryptを採用しています。
これにより、ビットコイン以上のセキュリティを保持しているため悪質なユーザーによって仮想通貨の改変や流出と言ったリスクをビットコイン以上に少なくしています。
また、ビットコインと異なる暗号方式になっているので、ビットコインが万が一セキュリティの壁を破られるようなことがあってもライトコインも連鎖的に破られることはないという保証にもなっているのです。
こういった暗号方式は登場した当時大変な話題となりました。
暗号化された公式ウォレットが利用できる点も特徴です。
ウォレットとは主に手元に仮想通貨を保管しておく方法で、手軽に決済を行ったり、あるいは利用している仮想通貨取引所で仮想通貨の流出があっても被害を受けにくいというメリットがあります。
主に外部や仮想通貨取引所が開発しているウォレットですが、ライトコインは発行元自らが開発し、提供している点で特徴的です。
しかもこのウォレットは暗号化されているので、セキュリティが高いだけでなく、公式ウォレットだけあってプライベートキーの安全性を確保、取引やアカウントの残高を確認することもできるなど利便性も高い仕様となっています。
送金速度もビットコインよりも優れている点も特徴です。
これは取引所などを介さず、直接個人間で取引ができることやビットコインよりもトランザクション(取引のこと)の処理能力のベース能力が高く、送金などの処理を行う承認時間はビットコインの4倍のスピードで可能になるため、比較的迅速にお互いのライトコインの残高に反映されます。
これらのことを実現するためにSegwit(トランザクションをより多く処理する技術)、アトミックスワップ(利用者間だけで取引できる技術)と言った技術が支えとなっているというのも特徴です。
最後の実用性ですが、これは自前のウォレットや送金スピードなど先ほどお話ししたもの以外にも送金コストが非常に安いという点が挙げられます。
例えばビットコインの送金手数料が少額であっても数百円以上の手数料をビットコインとして徴収されますが、ライトコインの場合は、10円相当のライトコインまたは、個人間であれば無料で送金できます。
こういったコスト的な面でも実用性が高いのがライトコインです。
さらにライトコインはビットコインに次ぐ歴史(2011年公開)を持った仮想通貨界の古参コインであり、価格も比較的安定しているという特徴を持っている点も挙げられます。
ライトコインの買い方①ライトコインを購入できる取引所を選ぼう
ライトコインを購入するには、購入できる取引所を選ぶ必要があります。
このライトコインを購入できる取引所を選ぶ目安として以下の点が挙げられます。
・セキュリティの高さ
この2点は特に重要なものとなっているため、この2点をきちんと押さえることでライトコインの購入できる取引所をより便利で利益の出やすい所を選ぶことができるのです。
スプレッドが狭い
最初に選ぶ目安として挙げるのがスプレッドの狭さです。
スプレッドとは買値と売値の金額の差額のことで、これが広いと買時にライトコインが高くなり、売る時は安くなります。
逆にこれが狭いと買う時は安く、売る時は高くなります。
つまり、取引によって得られる利益が増えるというのがスプレッドの狭い取引所です。
国内には多くの仮想通貨取引所があり、ライトコインを扱うところもいくつかありますが、多くの仮想通貨取引所がスプレッドが8%近くになる傾向にあるのに対し、コインチェックは7%程度に止まることが多いという傾向があり、やや狭い仮想通貨取引所と言えます。
また、ビットコインとの通貨ペアも用意されている国内の販売所(取引所から直接仮想通貨を購入できるところ)としては他にDMMビットコインのみと少ないケースなので、そういった意味でも重宝します。
ただし、コインチェックは出金時に0.001LTC(約5円)ほどの手数料がかかるという点だけ留意してください。
セキュリティが高い
セキュリティの高さも重要です。
ライトコインはメジャーな仮想通貨の一つのため、価値が高く多くの悪意あるユーザーが不正な手段で取得しようとしています。
そのため、常に仮想通貨取引所はそれらのユーザーの攻撃にさらされているのです。
しかし、基本的にセキュリティの高い仮想通貨取引所であればそういったものを跳ね返す力を持っているため、そこまで深刻なものには至っていません。
2019年12月現在、ここ1年大規模な流出事件は発生しなくなっていますが、それでもリスクは大きくセキュリティについては重要視する必要があります。
セキュリティと言うと先ほど紹介したコインチェックは一度流出事件を起こしているため、信用できないと考える方は少なくありません。
しかし、このコインチェックは流出事件後、マネックス証券の傘下になってから、仮想通貨取引所をほぼ再構築するくらいの大規模なハード面、ソフト面の改革を行いました。
そのため、セキュリティに関してはすでに別の仮想通貨取引所になっていると言っても過言ではなく、そういった意味でコインチェックも他の国内にあるセキュリティの高い仮想通貨取引所と同程度と考えられるのです。
基本的に大手であればセキュリティは高くなっていますが、心配であればウォレットなどに保管して自分で管理するという方法を取る必要もあります。
ライトコインの買い方②コインチェックに登録しよう
ここまでライトコインの買い方について、コインチェックを例に出すことが多かったので、ここではコインチェックの登録方法についてお話ししていきます。
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基本的な流れとして以下の流れでお話しします。
・本人確認書類の提出
アカウント自体はメールアドレスとスマホなどで受信したSMSの番号で登録できるので、この2つを中心にお話しします。
▼コインチェックの登録方法は以下の記事でも紹介していますので、ご参考ください
Coincheck(コインチェック)の登録・口座開設方法の手順をわかりやすく解説!個人情報の入力
まずはコインチェックの公式サイトにアクセスしましょう。
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メールアドレスを入力し、届いたメールのリンクをクリックしたら仮登録は完了です。
そのあと、本登録のために個人情報の入力をする必要があります。
個人情報の入力ですが、アカウント作成が終わったら、氏名や住所などの個人情報を入力していきます。
基本的に住所は後日送られてくる口座開設の審査結果のハガキが送られる住所になりますから、受け取れる住所でなおかつ身分証明書と一致した住所であることが重要です。
本人確認書類の提出
個人情報の入力が終わったら、今度は運転免許証やパスポートなど顔写真が写った証明書の画像を提出します。
基本的に表と裏の両面を送信することになりますが、マイナンバーカードの情報を送る場合のみ表面だけの画像を送るという点に注意してください。
また、セキュリティ強化の一環として、本人確認書類と自分の顔写真が一緒に写ったIDセルフィーのアップロードも必要です。
これらの手続きが終わると個人情報入力の項目で少し触れた審査結果のハガキが郵送されます。
そのハガキを受け取って口座開設が完了します。
また、今回は省略しますが、二段階認証も必ず行っておきましょう。
ライトコインの買い方③日本円を入金しよう
ライトコインを購入するには国内の仮想通貨取引所であれば、基本的に日本円を仮想通貨取引所の口座に入金する必要があります。
この入金方法は仮想通貨取引所によって異なりますが、ここではコインチェックでの入金方法を紹介していきます。
コインチェックでは3つの入金方法があります。
・クイック入金
・コンビニ入金
これらについて項目ごとに解説していきます。
▼コインチェックの入金方法は以下の記事でも紹介していますので、ご参考ください
コインチェック(Coincheck)の入金方法・入金手数料・反映時間を徹底解説!銀行振込
銀行振込は少し反映に時間がかかりますが分かりやすい入金方法です。
・「日本円/USドルを入金する」の項目を選択
・「銀行振込」のタグをクリックして、表示された口座に振り込む
以上の流れです。
口座に入金されるのが数営業日かかることもありますが、分かりやすい手段と言えます。
住信SBIネット銀行に振り込む際にはユーザーIDを先頭につけるのを忘れないように注意しましょう。
クイック入金
クイック入金はペイジーを使った入金方法です。
・「日本円/USドルを入金する」をクリック
・「クイック入金」のタブをクリックし、住所、氏名、電話番号、金額などを入力
・決済申請をクリックし、決済番号を取得
・インターネットバンキングやATMのペイジーで決済番号を入力し完了
迅速に口座の入金が完了しますが、ペイジーに対応していない金融機関もあるのであらかじめ確認しておきます。
コンビニ入金
コンビニ入金は「セブンイレブン」以外のコンビニで利用できます。
コンビニで支払いを行うとすぐに反映される便利な方法です。
・「コンビニ入金」のタグをクリック
・氏名、電話番号、メールアドレス、入金額を入力
・決済申請をクリックし、決済番号を取得
・各コンビニの端末で操作を行い、レジで支払う
ライトコインの買い方④ライトコインを購入しよう
口座に日本円を入金したらいよいよライトコインを購入します。
これはアプリ版とWeb版で若干方法が異なりますので、それぞれまとめます。
基本的な流れとして
・ログイン
・トップ画面から「LTC」を選択
・金額指定
・金額を確認し、「JPYでLTCを購入」をタップ
アプリ版はとても簡単ですが、Web版もかなり分かりやすくなっています。
・画面の上にある「ウォレット」
・「コイン購入」からライトコインを選択
・金額指定
・支払額を確認してから、「購入する」をクリック
以上です。
ちなみにコインチェックでは取引所と言うユーザー間の取引が行われているセクションがあります。
ここではライトコインの取引は残念ながらできません。
そしてビットコインの取引しかできませんが、成行注文と指値注文と言う注文方法ができます。
これらについて紹介します。
成行注文
成行注文は市場価格で注文する方法です。
これは売買の値段を指定せずに、そのときの市場価格で注文する方法ですぐに注文が成立するというメリットがあります。
コインチェックの場合、買い注文ではその時点の最低価格の売り注文の金額で購入します。
逆に売り注文の場合は、最高額の買い注文に対応してその金額で売却できます。
すぐに注文が成立しますが、値動きが激しいと自分の希望する金額で売買できない可能性が高まります。
指値注文
指値売買価格をあらかじめ指定する方法です。
ただし注文が成り立つのは買い注文の場合は指値以下、売り注文の場合は指値以上の値段になったときなので逆の場合は注文しても売買を行いません。
自分の希望に沿った売買ができますが、注文成立に時間がかかるというデメリットがあります。
ライトコインを買うときの注意点
ライトコインを購入する際の注意点として、手数料のチェック、利益が出た際に税金がかかるという点です。
ライトコインは売買で様々な手数料が発生します。
日本円の入金時にかかる銀行振込などの手数料、送金する場合は、0.001LTCの送金手数料(ただしライトコインをコインチェックのユーザー間で送金する場合は、送金手数料は無料)、そして出金手数料(400)円です。
これは仮想通貨取引所によって異なりますので、事前に確認しておきましょう。
また、ライトコインで利益が出た場合は税金がかかります。
雑所得扱いで年間の利益が20万円以上は確定申告をして税金を納めないと脱税に問われますので注意してください。
税率は累進課税となっており、例えば195万円以下であれば5%程度です。
ライトコインの買い方まとめ
ライトコインは基本的に簡単な購入方法で手に入れることができます。
ただし、コインチェックの場合は成行注文や指値注文ができない点や取引に手数料が発生すると言った点に注意して利用する必要があります。
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▼仮想通貨の買い方全般は以下の記事で説明していますので、ご参考ください!
仮想通貨の買い方・購入方法を初心者にもわかりやすく解説!【3ステップ】
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