日本の仮想通貨取引所で知名度が最も高いもののひとつがコインチェックです。
取り扱い仮想通貨数が国内ナンバーワンで初心者にも使いやすい取引システムが特徴です。
しかしいくら便利な取引所でもセキュリティが甘いと安心して使うことはできませんよね。
この記事ではコインチェックのセキュリティについて詳しく解説します。
ネム流出の原因や現在の安全性についても詳しく解説しますので参考にしてください。
- コインチェックが行っているセキュリティ対策
- コインチェックでネムが流出した原因
- 現在のコインチェックは安全性が高いと言える理由
コインチェックはネムが流出したものの、金融系の知見が深いマネックス体制下になってからセキュリティが強化されています。
そのため、仮想通貨を保有するのに十分な安全性があると言って良いでしょう。
仮想通貨投資をするなら運営期間が長く規模も大きいコインチェックで始めるのがおすすめです。
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目次
コインチェックのセキュリティはどうなの?
コインチェックは東証一部上場企業のマネックスグループの仮想通貨取引所です。
金融庁の認可も受けているため、セキュリティの安全性は非常に高い取引所です。
過去にネム流出事件もありましたが、当時と現在では運営組織も違いますし、実施されているセキュリティ対策の内容も違います。
ネム流出事件の反省を活かして非常にセキュリティの安全性が高い取引所となっています。
▼コインチェックの概要については以下の記事をご参考ください。
コインチェック(Coincheck)の評判・口コミは嘘!?本当のメリット・デメリットを紹介コインチェックでネムが流出した原因は?
コインチェックといえば一般でも大きく報道されたネム流出事件をイメージする人が多いでしょう。
これは2018年の1月に発生した事件でコインチェックが外部からハッキングされ580億円という大量のネムが流出してしまったという事件です。
ネム流出の原因はおもに当時のコインチェックの仮想通貨の保管方法であったと言われています。
仮想通貨は物理的な実体が無くデータとしてのみ存在しますので、インターネットから遮断されたコールドウォレットで管理することで安全性が高まります。
しかし当時のコインチェックではコールドウォレットの導入が徹底されておらず、ホットウォレットが使われていましたので外部からのハッキングに弱い状態になっていました。
その隙を突いてネムの不正送金が行われ顧客資産が不正に外部に流出してしまったのです。
ホットウォレットには送金の利便性が高いことや運用コストが低いといったメリットがあるのですが、インターネットに繋がっていることからやはりセキュリティ面では劣ります。
実際にコインチェックやザイフなど国内取引所でハッキング事件があったことを受けて、現在はどの取引所もゴールドウォレット運用が当たり前になっています。
当時のコインチェックの資産管理体制の弱点をつかれたというのがネム流出事件の原因です。
コインチェックで行なっているセキュリティ対策
それでは現在のコインチェックでどのようなセキュリティ対策が行われているのでしょうか?
具体的な対策内容を知っておけば安全性について他の取引所と比較しやすくなります。
コインチェックでは以下のようなセキュリティ対策が行われています。
- コールドウォレット管理
- 外部のシステム監査
- 不正ログイン対策
仮想通貨のコールドウォレット管理
コインチェックで徹底されている対策として顧客資産のコールドウォレット管理があります。
過去のネム流出事件での反省を活かし、コインチェックに預けられた仮想通貨は、ネム以外の通貨も含めて安全なコールドウォレットで管理され、高いセキュリティが確保されています。
外部からのシステム監査
コインチェック社内での対策だけでなく社外の専門企業に委託して外部からのシステム監査も行われています。
内部での評価だけでなく外からの視点でも安全性が確保されているかしっかりとチェックされています。
二段階認証による不正ログイン対策
上記は取引所でのセキュリティ対策ですが、もちろんユーザーが操作する取引システムでもセキュリティ対策が徹底されています。
具体的にはコインチェックの取引システムにログインするときや日本円などの資産を出金する時に二段階認証による不正ログイン対策が行われています。
メールアドレスとパスワードでの認証だけでなく、本人が使っているスマホを持っていないと重要な操作がてきないようになっていますので安全性が高くなっています。
コインチェックのセキュリティが高いと言える理由
コインチェックのセキュリティが高いと言える理由は大企業の運営で徹底したセキュリティ対策が実施されているからです。
上場企業のマネックスグループの取引所なのでセキュリティ対策の予算がしっかりかけられています。
コインチェックは過去に大きなハッキング被害に遭っているので、現在は逆に安全だという考え方もできます。
一度国内最大のハッキング事件が発生し、サービス再開後に再度ハッキングが発生すると、もはや信頼回復は難しくなりますので、徹底的なセキュリティ対策が施されていると考えられるからです。
また、ネム流出事件のときはみなし業者でしたが、現在は金融庁の認可を受けています。
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コインチェックで仮想通貨投資をするうえで考えられるリスク
コインチェックで仮想通貨投資をするときに知っておいたほうがよいリスクについて解説します。
不正利用の補償制度がない
コインチェックではハッキングを未然に防ぐためのセキュリティ対策は万全ですが、不正利用が発生したときの補償制度はありません。
ビットフライヤーには不正アクセス被害に対する補償制度がありますので、万が一のときの安心感があります。
これはパスワードが漏洩してアカウントを乗っ取られて日本円を不正出金されたときに、申請することで被害額を補償制度してもらえる制度です。
ただし、こういった補償制度はコインチェックだけでなく、ほとんどの取引所で導入されていませんので、コインチェックのデメリットになるわけではありません。
不正ログインのリスク
コインチェックは国内で知名度がトップクラスの取引所なので、ユーザー数も非常に多いのが特徴です。
そのため、仮想通貨取引所を狙った不正ログインでターゲットにされやすいというリスクは考えられます。
運営会社のセキュリティ対策はしっかりしていますが、パスワードの管理などはユーザーが各自で注意しながら利用する必要があります。
二段階認証を設定して、推測されにくいパスワードにするなど、ユーザー自身の対策も重要になります。
安全性で選ぶならコインチェックを使おう
仮想通貨取引所選びでほとんどの人が高い優先度で考えるのがセキュリティの安全性です。
コインチェックは過去に大きなハッキング事件の被害に遭いましたが、現在のセキュリティ対策を考えると、安全性で選ぶ人におすすめできる取引所となっています。
コインチェックはネムの流出事件のときとは運営組織が大きく変わり、マネックスグループの一員になったことが非常に大きな変化です。
マネックスグループといえばマネックス証券で実績がありますのでインターネット上で規模の大きな金融関連のサービスを運営するノウハウを持っています。
ハッキングを防ぐためのセキュリティ対策はもちろん、顧客資産の安全な保管や、サービスの安定した運営も含めて、総合的に安全性が高い取引所となっています。
日本の取引所なのでサポート体制も万全です。
それに加えてコインチェックには取り扱い仮想通貨の種類が国内最多というメリットがあります。
セキュリティの安全性が高いことに加えて使い勝手がよいため、仮想通貨や投資の初心者にもおすすめできる取引所です。
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コインチェックのセキュリティ・安全性まとめ
コインチェックはマネックスグループの仮想通貨取引所なので、セキュリティ対策がしっかりしており、大手企業の安心感がある取引所です。
過去にネムが流出した事件もありましたが、現在は新しい経営体制のもとで金融庁の認可を得て安全に運営されています。
過去にハッキングの被害にあった歴史があるからこそ、逆に現在は徹底した安全対策が行われています。
使い勝手がよいだけでなく安全性にもこだわって取引所を選びたいならコインチェックを検討してみてはいかがでしょうか?
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