コインチェックはその操作性の簡単さや利用のしやすさから日本国内で人気の仮想通貨取引所です。
今回、この仮想通貨取引所の利用方法について紹介していきます。
流れとして以下の順番でお話しします。
・登録方法(個人情報入力、本人確認書類提出、二段階認証)
・入金方法
・取引画面の使い方(チャートの見方、注文画面の使い方)
・通貨の買い方
・通貨の売り方
・送金方法
・出金方法
コインチェックはメインに使える定番の仮想通貨取引所。
まだ登録していない方は今のうちにしておきましょう!
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目次
コインチェックの概要
コインチェックは日本有数の仮想通貨取引所の1つ。
2012年に設立され、2014年には運用を開始した国内でも比較的初期の仮想通貨取引所になります。
その後もDMM.comと契約し、ビットコイン決済サービスのCoincheck paymentを提供するなど事業展開を順調に行っていました。
また、和田 晃一良(わだ こういちろう)氏という若手のカリスマ的なプログラマーが経営に携わったことでも話題となった仮想通貨取引所です。
そんな仮想通貨取引所コインチェックですが、2018年1月26日にNEM(ネム)と呼ばれる仮想通貨が日本円にして約580億円相当何者かによって不正に引き出されるという仮想通貨の流出事件を起こします。
このコインチェックの流出事件によって、取引所の信用は失われ、取引を一時停止しました。
その後、保証を行いながら新興の金融グループであるマネックス証券などを運営するマネックスグループによって吸収され完全子会社化されます。
現在はそういった経緯からも特にセキュリティに力を入れており、
従来からの特徴である国内の仮想通貨取引所としては仮想通貨の種類の多いという点や利用しさすさもあって、人気を徐々に取り戻しつつある仮想通貨取引所です。
【コインチェックの使い方】登録方法
コインチェックの登録方法もまとめていきます。
流れとしては以下の通りです。
・本人確認書類の提出
・二段階認証の設定
では、個人情報の入力からお話ししていきます。
個人情報の入力
まずはコインチェックの公式サイトにアクセスしましょう!
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個人情報の入力ですが、最初にメールアドレスやパスワードを設定してアカウントの新規登録をします。
アカウントの新規登録が終わったら本登録の手続きを行うという流れです。
この登録では氏名や住所などの個人情報を入力します。
登録が終わってから次の本人確認書類の提出の流れです。
本人確認書類の提出
入力後、今度は本人確認書類の提出です。
運転免許証やパスポートなど本人確認のできる書類の画像提出とその書類と自分の顔写真が一緒に写った画像(IDセルフィ―と言います。)のアップロードを行います。
書類提出と言っても郵送ではなく、アップロードで完了するのです。
これはここまでの登録と異なり、審査が必要になるため時間がかかります。
営業日数の関係や様々な影響で数日単位になることもあるので注意が必要です。
審査が通った後、登録した住所にコインチェックからハガキが届きますから、それを受け取ったら口座開設の手続きが完了します。
一応この状態でも使えますが、次に紹介する二段階認証の設定を強くおすすめします。
二段階認証の設定
二段階認証の設定についてお話しします。
二段階認証とは、通常のIDとパスワードの確認の他にさらにセキュリティコードによる認証を行って初めてログインできる仕組みのことを言います。
例えば、異なったIDやパスワードを2回入れたり、指紋認証やパスワードの生成機を使って入力すると言った手段などです。
こういったことをコインチェックで行っておくことによって安全にログインすることができるようになります。
コインチェックでは認証アプリ「Google Authenticator」(下図)を採用しています。
設定方法は流れとして以下の通りになります。
・認証アプリをダウンロード
・アプリを使ってパスコードを作成
・パスコードを入力
まず、サイトにアクセスし取引画面の「設定」、「二段階認証」を選んでいきます。
次に認証アプリをダウンロードするのですが、スマートフォンが必要なので注意してください。
ちなみにスマートフォンであればiPhone、Android両方に対応しています。
該当するスマートフォン用のアプリを選択し、ダウンロードを行いましょう。
ダウンロードしたら、アプリを使用する前に設定した認証アプリが万が一使えなくなった場合に使用するシークレットキーが表示されるのでメモします。
スクリーンショットをして保存する手もありますが、セキュリティを厳重にするという意味で紙にメモするのが安全です。
今度はダウンロードした認証アプリを起動します。
バーコードをスキャンを選択し、カメラでQRコードを読み込ませましょう。
読み込ませると6桁の数字のパスコードが表示されます。
この数字をサイトの下段にある空欄に入力し、設定を行えば完了です。
「設定済みです」の表示がされるようになります。
2段階認証を設定しているとコインチェックの以下の4つの場面で入力を求められますから、スマートフォンを用意しておきましょう。
・送金実行時
・送金アドレス追加時
・APIキーの新規作成・更新時
【コインチェックの使い方】入金方法
コインチェックの入金方法も紹介していきます。
日本円の入金には以下の方法があります。
・クイック入金
・コンビニ入金
銀行振込は日本円の入金を選択すると振込先口座番号が表示されます。
住信SBIネット銀行への振込時には「ユーザーID 本人名義」で入力するように注意してください。
また、旧姓名義や本人名義であってもアカウント登録名義と異なっている場合は他人名義扱いとなり入金できません。
クイック入金はペイジー決済を利用します。
SMS認証と本人確認、入金情報の入力、決済番号の取得と入金、対応のネットバンキングやATMでペイジー決済を選択して入金という流れです。
コンビニ入金はSMS認証と本人確認、入金情報を入力、決済情報の取得と入金という流れで入金できます。
しかし、セブンイレブンに対応していない点と、ファミリーマートとそれ以外のコンビニの支払いは方法が異なる点に注意してください。
このような流れで行っていきます。
【コインチェックの使い方】取引画面の使い方
コインチェックの取引画面の使い方についても紹介します。
チャートの見方
まずチャートの見方ですが、基本的に線チャートとローソク足チャートの2つになります。
まず線チャートですが、これは折れ線グラフによって価格の水位が表示されているチャートです。
線チャートは価格の流れを見るのに適しているのが特徴で、コインチェックでは選択できる時間間隔は1分、5分、15分、1時間、4時間、そして1日分のチャートを見ることができます。
この他、画面を切り替えると1時間、1日、1週、1年で見ることが可能です。
ローソク足チャートは時間間隔での高値と安値を長方形で表示するもので上昇している時は緑色の長方形、下落している時は赤色の長方形で表示されます。
緑色の時は下が始値(はじめね)、上が終値(おわりね)、赤色の時は逆です。
ちなみに上下に線が伸びている場合は上の線がその時間帯の最高値、下の線が最安値になります。
注文画面の使い方
今度は仮想通貨の売買方法について解説していきます。
これらは売り方、買い方とも似た操作になりますが、以下の場合によって方法が異なります。
・ビットコイン販売所
・ビットコイン取引所
・アルトコイン販売所
それぞれの買い方、売り方についてお話ししていきます。
通貨の買い方
最初に仮想通貨の買い方からです。
コインチェックアプリの場合、ビットコインであればトップページの「購入」を選択して行います。
ビットコイン以外のいわゆるアルトコインの場合はトップ画面から購入したいアルトコインを選び、ビットコインの時と同様に「購入」を選択して購入しましょう。
ビットコイン販売所は取引所からビットコインを購入する場所です。
ここでの買い方はコインチェックの取引アカウントのメニューにある、「コインを買う」を選んで購入します。
ビットコイン取引所は個人からビットコインを購入する場所です。
販売所が小売店なら、取引所はフリマのようなものと言えます。
ここでの買い方は「取引所」の機能を利用して、取引板を見て購入します。
取引板で購入する場合は、指値注文(価格を指定して注文する方法)と成行注文(そのときに出ている最も低い価格)という2つの注文方法が利用できます。
急いでいる時などは成り行き注文で購入するとすぐに取引が成立しますが、想定外の価格で注文が成立してしまうリスクがあります。
アルトコインは取引所で購入する販売所だけです。
Coincheckの取引アカウントのメニューにある、「コインを買う」で希望するアルトコインを選択し、購入します。
通貨の売り方
通貨の買い方の次は売り方です。
こちらも買い方と同様に行います。
コインチェックアプリは先ほどと同様にビットコインの場合、そのまま売却を押せば、売却を行います。
アルトコインの場合は選択して同様の操作で売却できます。
ビットコイン販売所も購入時と同じく、アカウントのメニューにある「コインを売る」を押して売却します。
ビットコイン取引所では買い方と同じで取引板で売却をします。
取引板で売却する場合も指値注文と成行注文という2つの注文方法を利用することができるので同じ操作感覚で取引を行いましょう。
アルトコイン販売所は取引アカウントのメニューにある「コインを売る」を選びます。
そして該当のアルトコインを選んで売ります。
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【コインチェックの使い方】送金方法
コインチェックの送金方法もお話しします。
送金方法は以下の流れです。
・送金したいコインの種類やタブを選択、
・送金先を選択
・手続き画面で送金実行
アカウントメニューの画面から「コイン送金」を選択します。
すると送金に関する項目が表示されます。
次に送金したいコインの種類(ビットコイン、イーサリアムなど)を選択します。
宛先の選択をしていきますが、新たな送金先に送金する場合は、宛先の登録(「送金先リストの編集」から「新規ラベル」と「新規宛先」、そして「追加」で送金希望の送金先のアドレスと任意の宛名を入力)を行いましょう。
「宛先」より登録済みの送金先を選択し、希望の送金金額を入力すると送金可能額より手数料を差し引いた額の送金まで可能となります。
コインに付加情報を付けられる場合は項目を入力します。
最後に「送金する」を押せば完了です。
【コインチェックの使い方】出金方法
コインチェックの出金方法ですが、以下の流れです。
・出金申請
仮想通貨の売却を行って日本円にします。
これは先ほどの操作を参考にしてください。
日本円がないと出金は不能です。
次に出金申請の操作です。
日本円を出金するのページへ移動し、出金金額を入力します。
必ずアカウント名義(カナ氏名)と同一名義(表記含む)での手続きを行わないと出金できないか、最悪別ユーザーなどに誤って送金される恐れもあります。
アプリの場合は、iPhoneでは下の画面にある「入出金」より「銀行口座に出金」と進み、出金先口座を選択し金額を入力して「出金申請」を行います。
Androidではアカウントが面から「入出金」を選び「銀行口座に出金」と進みます。
これ以降はiPhoneと同じ流れです。
ブラウザよりもアプリの方が簡単なので、慣れないうちはアプリで出金することをお勧めします。
コインチェックの使い方まとめ
コインチェックは国内有数の仮想通貨取引所です。
利用しやすさにも定評があり、セキュリティも流出事件以降かなり厳重なものとなっています。
それでも完全なセキュリティはありませんから、必ず二段階認証の設定を行いウォレットに仮想通貨を保管するなどの対処を行いましょう。
それさえ守れば初心者向けのサービスが充実した仮想通貨取引所として、コインチェックは魅力的な仮想通貨取引所と言えます。
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